勢いで話す兄弟とよく冷えたビール

石田衣良さんという小説家に出会ったのは、友達の愛ちゃんのアパートで。
愛がいない部屋というタイトルのストーリーが詰まった小説本が本棚に置かれていたから。
古里の福島のお母さんが読んで、その後お酒やフルーツと共に宅配便で送ってくれたようだ。
その頃は全然名前の知れていなかった石田衣良さん。
彼女は元々自伝やビジネス、ファッション誌などは買う。
逆に、所謂ライトノベルは気に入らないらしく、この本を私にあげる！という。
彼女のママは何を考えながら、愛がいない部屋を手に取ったのだろう。

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